皆さんは、ヨガの発祥の地がインドだという事はご存知だろうか?今から4500年ほど前の話だ。
今や世界的な宗教となっている仏教も同じくインドが発祥だ。仏教よりもヨガの方がインドでは早くに盛んになり、発展をしている。
ところが、シルクロードを伝わってインドから中国に渡ってきたのは仏教の方でヨガの方は反対のヨーロッパ大陸の方へ伝わって、アメリカ大陸で現在の形へと発展した。
ヨガの原点は、バラモン教を信仰していたアーリア人がインドに持ち込んだ。当時のヨガは、神への一心不乱の祈り、一体となる為の瞑想が中心だった。バラモン教、原型となるヒンドゥー教も一神に向けて祈りを捧げるという考え方が、道教や儒教の中国では受け入れられず、神道である日本で受け入れられる事もなかった為に、ヨガはアジア圏での発展ではなく、インドから遠く離れたアメリカ大陸での発展となった。
では、遠く離れたインドからどうやって海を渡ってアメリカ大陸で発展したのだろうか。ヨーロッパでは、当時、イスラム教やキリスト教が盛んで、特にイタリアのローマからヨーロッパ全土にキリスト教が信仰され、皆さんもご存じのように、ヨーロッパ大陸から他の大陸を求めて旅立ったコロンブスが様々な文明をもたらしたと言われている。その中にヨガも入っていたのではないだろうかという説がある。
ヨガはアーリア人がインドで発展させてから後、2世紀から3世紀頃に聖者パタンジャリによって編纂されたヨーガ・スートラが最も古い古典文献とと言われている。その文献では、自分の内なる真我との対話が中心で、今のような動的なヨガの要素はなかった。
その内なる真我との対話がチャクラへの集中と進化を遂げた訳だ。このヨガの最終目的は、悟り、真理への到達、超意識との融合、煩悩からの解放等が最終目的である。
この最終目的は、信仰を持っていない者には到底到達出来ない領域になる。というのも、最後のチャクラを開放するためには、超意識との融合が必要で、この超意識とは、世間一般でいう神仏という存在になるからである。
0コメント